やっちまったぁ・・・やっと気づけた根本原因 自分のトリセツの大切さを実感した出来事〜胃炎・SIBO・消化力・食物繊維〜

未分類

「One man’s medicine is another man’s poison.(ある人の薬は、別の人の毒)」

今日はそんなお話。

食物繊維が体に良いことはみんな知っていますよね もちろん私もばっちり食物繊維多めの食事をしていました 
なのに・・・
この食物繊維が私の体調不良の根本原因だったんです これに気づくのにちょっと時間がかかってしまいました

気づいたきっかけは、ある日大尊敬するドクターが仰った一言。

それを聞いて目をまん丸にしていると(食物繊維については私優秀!って思っていたのにまさかの不足?! 笑)、
ドクターと目が合って「ずきゅーんっ」となったのです
「よしっ!やってやるぅ 明日から食物繊維1日30gにUPだ!」

そう

その結果

その日から「体が重い」「おなかが張る」「だるい」「おならが出る」「肌荒れ」が始まったのです

私の体験談 健康のつもりが逆効果だった

私はずっと胃が強いと思っていました
玄米へっちゃら、食中毒にもならないからきっと胃酸の消毒効果もばっちりだし、胃もたれなんて起きたことがない!
今思えば1回でたくさん食べるのは苦手だし、油ものを好んで食べないので無意識に胃が弱いと感じる行動を避けていたんでしょうね

さて。私の検査結果はこちら

この検査の後、ピロリ除菌をしました
検査の頃はピロリ菌がいたこともあって、胃炎あり、タンパク質の消化&吸収が悪くなり、タンパク不足と血糖値スパイクを起こしています

この時でも1日のタンパクは80g程度(タンパク質の必要量はだいたい体重✕1g程度)
ちゃんと食べているのにうまく消化吸収できていないのでタンパク不足になってしまっています
甲状腺機能もちょっと下がっちゃってますよね

ピロリ除菌をした後は、胃炎のケアのためにそれまで食べていた玄米をやめてもち麦に切り替えていました

ピロリ除菌してしばらくした頃、事件がおきます

この言葉を聞いたのです そして1日30gを目指して
もち麦増量・イヌリン増量・野菜きのこ増量・・・

そして追い打ちをかけてぬか漬け再スタート!

・・・の結果

お腹ぱんぱん
おならが止まらない・・・
肌の調子も良くない・・・
疲れやすいし
気分がパッとしない
「これSIBOじゃない?」って気づいたのです。

SIBO(小腸内細菌増殖症)とは?

本来、細菌があまりいない小腸に細菌が増えすぎて消化・吸収にトラブルが起こること
お腹の中で発酵工場が暴走している状態
【症状】
  ・お腹の張り(ガスが溜まる感じ)
  ・下痢や便秘
  ・胃もたれ、消化不良
  ・疲れやすい、集中力が落ちる
  ・栄養不足(特に鉄やビタミンB12)
【原因】
  ・胃酸が少ない
  ・胃腸の動きが悪い
  ・食物繊維や糖質をとりすぎて細菌が増えやすい腸内環境

胃もたれには気づきやすいけど、胃の動きの悪さには気づきにくいものです
自律神経も関わっていますのでね、緊張感が強い方は要注意です

ピロリ除菌中は消化酵素、グルタミン、ビタミンA・B・Dサプリで消化管ケアしていたんですけど
除菌が終わってケアを緩めたことと、ピロリ除菌で胃にかかった負担がしっかり回復する前に食物繊維
と発酵食品を急に増やしたのが原因でした

私の場合はもともと胃腸の動きが良くなかったから、人より回復ケアに時間をかけなければいけなかったんですよね

それに気づいて、すぐに食物繊維を減らして、強すぎる発酵食品はひとまずオヤスミすると
す す すーーーっと良くなりました

大尊敬する先生から教えてもらったことでも
体調に合っていないことは“毒“になることもあるってこと、自分のトリセツにあった食べ方をすることの大切さを実感

もう1つは
自分のベストな体調を一度体感してみることも大切
「調子いいな」「調子悪いな」は何かとの比較で感じることが多いので
「歳のせい」で見過ごして、気付かないでいることも案外多いのです

自覚できない不調 無意識のこわさ

ヘモグロビン11 ヘマトクリット40のAさん

「最近は更年期で運動する気になれません」と仰っていました

その他のお話を聞いていても、貧血症状が出ているように思っていました。
お食事の内容を聞いても、タンパク質の摂取量が少ないし、筋肉量も少なそう、声にもちょっと覇気がない感じ、運動してもなかなか痩せないそうです

しばらくは週1〜2回はレバーを食べて、朝食でもタンパク質がとれるメニューをお伝えして
ビタミンCもとれるように緑黄色野菜もオススメして「よく噛んでね!運動はやりすぎないようにね!」
とお伝えしました

半年後にお会いして
「実はあの後も〝歳のせいなのに大げさだなっ〟って思って何もしなかったんですよ
 そしたら今年の健診で貧血でひっかかって、服薬治療したら、すごい楽になってびっくりした!
 あの時言われたことがやっとわかったよー」
って話してくれました

こういうことってホントよくある

いつも貧血だと「貧血の状態=いつもの私」になってしまいます
そして貧血を感じるような行動を無意識にしなくなっていくので、ますます気づきにくくなります

それは彼女にとってとても貴重な体験で
一度いい体調を体験すると、体調を崩した時に気づきやすくなるものです

自分のトリセツも大事だし
比較できるようないい体調を経験するのもとっても大事

万人に合う食事法なんてものはない

玄米が合う人もいるし 合わない人もいる
糖質制限が合う人もいるし やってはいけない人もいる
ファスティングも同じ
発酵食品を食べてもいい人もいれば 控えた方がいい人もいる
運動の量も、運動する時間もオススメは人それぞれ

どんなに素敵な人が言ったことも
どんなに尊敬する人が言ったことも

やっぱり自分に合ったものでなければ〝毒“になってしまいます

忙しい毎日だと自分の体調に目を向ける時間も余裕もないかもしれない

でもそんな時は
検査や専門家のアドバイスを取り入れて見るのもいい方法です

自分のトリセツは「楽ちんな毎日への近道」になりますよ

タイトルとURLをコピーしました