「まるで占いみたい!」
カウンセリングしてると、こう言われることがあります。
血液検査の結果を見ながら、
「最近、こんな生活していませんか?」
と聞くと
「なんでわかるんですか?」と。
これ、なんでだと思います?
もちろん血液検査は、占いではありません。
占いみたいと感じるのは
血液検査が体と生活の“ログ”だからです。
食事
睡眠
ストレス
運動
日々の緊張感や思考
あなたが重ねてきた毎日が、
映し出されているんです。
血液検査で見えるのは“点”ではなく“物語”
血液検査は、
1つの数値だけを見るものではありません。
血糖値だけ
中性脂肪だけ
タンパク質だけ
それぞれ項目の数値だけ見ていても
見えるのは断片です。
体は生活や思考などの影響を
全体的に調整しているから、
全体像を見るのが自然です。
血液検査の数値はその結果。
それぞれの項目は連動して動いています。
■ 血糖値の動きから見えること
血糖値の動きからは、
・イライラしやすいか
・慢性的なストレスはないか
・疲れやすくないか
・ちゃんと眠れているか
・筋肉量が減っていないか
そんな生活の輪郭が見えてきます。
血糖値は、
“糖の数字”だけではなく
その動き方から見えてくるものがあります。
あなたの緊張
あなたの余裕
あなたの回復力
生活のヒントが見つかる項目です。
■ 中性脂肪の変化から見えること
中性脂肪の変化からは、
・何でストレスを発散しているか
・緊張状態が続いていないか
・不安感が強くないか
・睡眠はちゃんととれているか
・疲れやすくないか
が見えてきます。
体が、どこにエネルギーをため込み、
どこで浪費してしまっているか、
探すヒントになります。
■ タンパク質の状態から見えること
タンパク質の過不足を見ると、
・消化吸収の力
・ストレスに対抗できるか
・デトックス能力
・血糖値の安定性
・腸内環境の状態
まで、手がかりが広がります。
ここは体感として現れやすいところですね。
■ 炎症のサインから見えること
炎症を見る項目からは、
・脂肪肝の可能性
・腸内環境の乱れ
・ミトコンドリアの働き
・抱えているストレスの強さ
なども想像できます。
炎症は、
体からの小さなSOS。
気づいてあげたいですね。
こうして全体を見ていくと、
数字はただの数字ではなくなります。
体に負担があったとき、
体はなんとか調整しようと
がんばっています。
その結果が血液検査に
現れているんです。
だから、
その傾向をお伝えすると
「まるで占いみたい!」
と思うのかもしれません。
占いというより
血液検査って
まるで物語みたいなんですよね。
あなたの取扱説明書が大切
「タンパク質は何gですか?」
「何をやめればいいですか?」
「何を食べれば良くなりますか?」
そんなことよりも
あなたのトリセツを
作っていくことの方が
もっともっと大切です。
分子栄養学の基本は、
個体差を考えること。
人それぞれ
環境も生活も違うし、
ライフステージによっても
トリセツは変化します。
血液検査は、
あなたの体がどう反応してきたのか。
どんな癖があるのか。
そのヒントが詰まった、
あなたの取扱説明書の土台なんです。
一つの項目だけを狙うのではなく、
全体を見て、
つながりを読んで、
流れを理解する。
そして少しずつ整えていきましょ。
生活が変われば、
数字も変わります。
もし読み方に迷ったら、
専門家に相談してくださいね。
血液検査は
自分を知るための材料です。
