アトピーと自律神経、睡眠【アトピーと体の仕組み4】

未分類

これまでの記事では

アトピーと血糖値
アトピーとヒスタミン・コルチゾール
アトピーと腸内環境

について書いてきました。

アトピーは症状が皮膚に出ますが、
実は体の中では

◇ ヒスタミン
◇ コルチゾール
◇ 腸内環境

など、さまざまな仕組みが関わっています。

そしてもう1つ、
今日のテーマのヒスタミンは

神経伝達物質でもあるのです

アトピーと自律神経、睡眠。

ここを知ると、
アトピーの見え方が
少し変わってきますよ。

ヒスタミンは覚醒物質でもある

ヒスタミンの影響でなかなか眠れない男性のイラスト

ヒスタミンというと

◇ かゆみ
◇ アレルギー
◇ 炎症

を起こす物質として知られています。

でも実はヒスタミンは
脳の神経伝達物質でもあるんです。

ヒスタミンは脳で

◇ 覚醒
◇ 注意
◇ 集中

を高める働きをしています。

つまりヒスタミンが増えると

ヒスタミン ↑  

脳の覚醒 ↑

神経が高ぶる

という状態になります。

夜なかなか寝付けない理由

アトピーの人は

◇ 夜になるとかゆみが強くなる
◇ 寝つきが悪い
◇ 夜中に目が覚める

という人、多いんじゃないでしょうか。
私もこれにはずっと悩まされてきました。

これには
ヒスタミンの働きが関係しています。

ヒスタミンは

◇ かゆみ
◇ 炎症

を引き起こすと同時に

脳の覚醒を保つ神経伝達物質

でもあります。

ヒスタミンが多い状態では

◇ 神経が興奮しやすい
◇ 覚醒状態が続きやすい

となります。

ヒスタミン ↑

神経の興奮

覚醒 + かゆみ

こんな流れ。

夜になって体を休めようとしても
神経が落ち着きにくく、

かゆみと覚醒の両方が起こりやすい

こうなりやすいんですね。

ベッドに入ると頭が回り始める

私も子どもの頃から
なかなか寝つけないタイプでした。

母いわく、
寝かしつけが大変だったそう。

アトピーがひどい時は
ベッドに入って静かになると
急に頭が回り始めて、

「あれもやらなきゃ」

「そういえばあれってどうなったんだろう」

「これ、こうしたらいいんじゃない?」

と、ひらめきまくってしまうのです。

眠りたいのに
すっかり覚醒してしまう。

仕方ないので、
一度起きてメモをして
落ち着いてからまたベッドに戻る。

そんなことを
何度も繰り返していました。

なかなか
頭も体も静まってくれないんです。

ちっとも副交感神経に入れない
そんな感覚でした。

そんな経験ありませんか?

夜に思考が回りやすくなる

なぜ夜になると
思考がグルグル回ってしまうのでしょう。

それは外からの刺激が減るから。

◇ 音
◇ 人
◇ 会話
◇ 仕事

こういった情報が少なくなるため
脳のリソースが思考に向きやすくなります。

ヒスタミンによって
覚醒が強い状態では

◇ 思考
◇ アイデア
◇ ひらめき

が活発になることがあるんです。

つまり

ヒスタミン覚醒

思考活性

ひらめき

ということが起こりやすくなります。

「ひらめきが降ってくる!」
なんて思ってたら、
ただのヒスタミンの影響だったんですね(笑

もう1つの覚醒

夜の覚醒は
もう1つあります。

その原因が
血糖値とコルチゾール

血糖値が下がりすぎると、
体はそれを危険!と判断して、

◇ コルチゾール
◇ アドレナリン

といった
ストレスホルモンを分泌します。

これらは

体を覚醒させる働き

を持っています。
戦うホルモンですからね。

つまり

低血糖

コルチゾール分泌

神経覚醒

寝つきにくい

ということも起こります。

*血糖値とコルチゾールの関係については
以前の記事でも詳しく書いていますので
そちらも参考にしてくださいね。

2つの覚醒が重なることは多い

今振り返ると
当時の私には

◇ ヒスタミンによる覚醒
◇ 血糖値の乱高下(コルチゾール、アドレナリン)

この2つがありました。

ヒスタミン覚醒

低血糖ストレス覚醒

という状態です。

これでは
寝付けないのも納得です。

そしてこれは
珍しいことではないかもしれません。

今回のアトピーシリーズでも書いてきましたが
アトピーの場合は

◇ 血糖値
◇ 腸内環境
◇ 自律神経
◇ コルチゾール

など、いくつもの要因が
連動して絡み合っていることが多いから。

カウンセリングをしていても

1つの原因だけってことはあまりなく、
いくつかの要因が重なっていることの方が多いです。

私も
まさにそうでした。

睡眠の改善方法にも個人差がある

私は長い間、睡眠に悩んできました。

だから
睡眠にいいと言われること、
できることは全部やりました。

◇ 体内時計を整える
◇ 運動する
◇ ブルーライトを避ける
◇ 寝具を変える
◇ オーダー枕
◇ ベッドでは寝る以外何もしない
◇ リラックス音楽
◇ アロマ

などなど。
でも全部効果ナシ。

それどころか

「よし、準備万端!眠るぞ!」

と気合が入るほど
余計に眠れなくなりました。

睡眠に関する情報は
世の中にたくさんあるけど、

原因がわからないと、
対策もわからないですよね。

睡眠の改善方法にも
やはり個人差は大きいです。

体の状態が変わると睡眠も変わる

その後

◇ 血糖値の安定
◇ 腸内環境の改善

をしたところ、

「最近、夜遅くまで起きていられない」

になりました。

自然と眠くなるんです。

今までの努力はなんだったのか・・・

長い間探していた答えは、
睡眠環境ではなくて、
睡眠を作る体の仕組みだったんです。

体の仕組みはつながっている

これまで
アトピーの原因になる

◇ 腸内環境
◇ コルチゾール
◇ 自律神経
◇ 血糖値

を見てきました。

こんな風に書いてあると

「全部やらないといけないの?」

と思ってしまうかもしれません。

不安に思わなくても大丈夫です。

体はすべてつながっているから

例えば

◇ 腸内環境が整う
◇ 血糖値が安定する
◇ コルチゾールが安定する
◇ 自律神経が整う

こういったことは
互いに影響し合っています。

1つのことを整えると
体のバランスが
少しずつ整っていって、
他のものにも影響を与えます。

そしてそれは
アトピーだけでなく

◇ 睡眠
◇ 疲れにくさ
◇ 集中力
◇ 痩せやすさ
◇ メンタル

も同じ。
1つのきっかけが
大きく影響していきます。

次回は、アトピーのいいところ

こんなことを書いてしまうと、

「ヒスタミンって
悪いものなの?」

と思うかもしれません。

でもヒスタミンには

◇ 覚醒
◇ 集中
◇ 学習

など、体にとって大切な働きもあります。

次回は

「それでも私がアトピーで良かったと思う理由」

というテーマで

ヒスタミン体質の
意外な側面について書いてみたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました