朝ごはん、食べていますか?
コーヒーだけで済ませていませんか?
朝コーヒーを飲むと
頭がシャキッと起きますよね。
私もずーーっとそうでしたよ。
でもこれ、
体にとってはかなりハードな
一日の始まりになります。
私は
朝食をコーヒーだけから
豚汁と卵ごはんにしてから
1日を上機嫌で過ごせるようになりました。
体も楽
イライラしない
夜もよく寝られる
運動もできる
なんで
こんな変化が起きたのか?
今回は
分子栄養学の視点で
豚汁のすばらしさ☆を
語ってみようと思います。
メリット① 脂溶性ビタミンの吸収
ビタミンAなどの脂溶性ビタミンは
たっぷりの油と一緒に摂った方が
吸収が良くなると言われますよね。
本当でしょうか。
実は研究では、
3〜5g程度の脂質で吸収は十分成立するとされています。
豚汁の豚肉の油脂で
十分なんです。
油を足す必要はありません。
豚汁に豚肉30g入れたら
脂質は 約4〜6g
十分です。
ポトフも同じ。
野菜とお肉の
具だくさんスープは
栄養の吸収に優れた
素晴らしい調理法です。
ただし脂質0ではほぼ吸収されませんので、
味噌汁よりも「豚汁」を推したいのは
こんな理由からです。
Dietary Factors That Affect the Bioavailability of Carotenoids
◇「脂溶性ビタミン(カロテノイド)の吸収に必要な脂質量は少量でよい」
◇約3〜5g/食で十分と示唆
◇脂質ゼロ → ほぼ吸収されない
◇脂質あり → 明確に吸収増加
Meal triacylglycerol profile modulates postprandial carotenoid absorption in humans
◇3g・8g・20gで比較
◇多いほど増えるが差は段階的
メリット② 発酵食品(味噌)
味噌は発酵食品なので、
タンパク質がすでに分解されています。
消化の手間を省いてくれていて
吸収がとても良いということ。
消化にやさしいんです。
そしてもちろん、
発酵食品なので腸活にもバッチリです。
プロバイオ(善玉菌)
プレバイオ(大豆の食物繊維)
の両方を持つ
すばらしい食材です。
メリット③ タンパク質の組み合わせ
豚肉(動物性)と味噌(植物性)。
この組み合わせで、
自然とアミノ酸スコアが整います。
さらに、
朝食べたタンパク質は
モグモグ噛むリズム運動で
幸せホルモンのセロトニンにもなります。
そのセロトニンは14〜16時間後には
睡眠ホルモンのメラトニンに。
夜の睡眠の準備は
朝食で始まっています。
タンパク質抜きの朝食は
もったいないですね。
メリット④ 血糖値が安定しやすい
豚汁は、タンパク質・脂質・食物繊維が
一緒にとれます。
だから、
血糖値が急激に上がりにくい。
一日の血糖値の動きは
朝食が握っているので
◇痩せたい人も
◇一日をご機嫌で過ごしたい人も
朝食に何を食べるかは
とても大切。
例えば、
豚汁の
◇豚肉30g
◇味噌10g
プラス
◇ゆで卵1個 or 納豆1パック
◇ご飯150g
の組み合わで
タンパク質ほぼ20g
朝からこのPFCバランス、
かなり優秀です。
朝の血糖値が安定すると、
その日の体調や気分が変わりますよ。
メリット⑤ 水分補給としても優秀
実はここ、あまり知られていません。
豚汁の塩分濃度は一般的に0.6〜0.8%
体液の0.9%に近いんです。
吸収がいいから
朝の水分補給としてもぴったりです。
メリット追加(まだまだある)
ここまででも十分すごいのですが、
実はまだまだあります。
◇野菜の細胞壁は硬く、噛んだりミキサーに
かけるだけでは壊れません。
中に含まれるフィトケミカルなどの栄養は
実はとれていないと言われますが、
水を加えて加熱すると野菜の細胞壁は
容易に壊れ、栄養がとれるようになります。
具だくさんスープは理想的な調理法です。
◇まとめて作り置きができるので、
冷蔵庫にあると安心します。
小腹が空いた時の軽食にもいいですね。
毎日の生活に安心、とっても大切です。
◇体調が悪いときでも食べやすく、
お腹にやさしいです。
◇温かくて水分が多い汁物は、
体をホッとリラックスさせてくれます。
リラックスすると胃腸がよく動きます。
◇温かい食べ物は
自然とゆっくり食べるようになります。
海外から帰って来て
味噌汁や豚汁を食べると
「しみるーー」
ってなりますよね(笑
私たちのDNAに刻まれた食べものには
こんなすばらしいことが
たくさん詰まっていたんです。
さて。
明日の朝ごはんは
何にしますか?
シリアル?
パンだけ?
朝ごはんを変えるだけで、
一日の体調や気分が変わるとしたら。
それって、思っているより
大きなことです。
今日帰って
豚汁作ってみませんか?
