この記事は「タンパク質本当に足りてる?シリーズ」の第2話です。
導入
ちゃんと食べているはずなのに、
なぜか疲れやすい。
「タンパク質は足りているはずなのに・・・」
そう思っていませんか?
実は、タンパク質は
「どれだけ食べているか」ではなく
どれだけ体の中で使えているか
がポイント。
今回は
「私はタンパク質足りてる?」の確認を
体のサインと検査から見ていきましょう。
私の残念な体験
私は管理栄養士として、
長年、毎日毎日栄養計算をしてきました。
だから正直、
タンパク質の摂取量には自信があったんです。
食事を見れば、
足りているかどうかは
だいたいわかります。
でも・・・
実際の私の血液検査の結果では
足りていなかったんですよね・・・
栄養計算は
「食事でどれだけタンパク質が摂れているか」であって、
体内での消化、吸収、消耗まで
見れていなかった、ということです。
「ちゃんと食べている」と
「体で使えている」は別。
ショックでした・・・



体からのサイン
まずは、日常の中でのサインです。
こんなこと、ありませんか?
◇ 疲れやすい、疲れがとれない
◇ 朝起きるのがつらい
◇ 甘いものがやめられない
◇ 集中力が続かない
◇ 回復が遅い
◇ 運動する気になれない
◇ 休日を楽しめない
◇ 寝付きが悪い、睡眠の質が悪い
◇ 貧血ぎみ
これらは一見バラバラに見えますが、
共通しているのはエネルギー不足です。
そしてその背景に、
タンパク質不足が隠れていることが多いんです。
見落としやすいタンパク質不足の影響
タンパク質不足というと、
「筋肉が落ちる」というイメージがありませんか?
でも実際にはそれより前に
◇ 消化酵素が作れない
◇ 代謝が落ちる
◇ 回復力が落ちる
◇ ホルモンバランスが崩れる
◇ 血糖値が不安定になる
◇ 自律神経が乱れる
◇ 思考にも影響がある(神経伝達物質)
◇ 腸内環境の悪化
こういう形で現れることが多いです。
体からのサインはこれらの
タンパク質不足の結果、
起きているものなんです。
検査で見るポイント
では血液検査で
タンパク質不足をチェックしてみましょう。
代表的な指標は
◇ 総タンパク(TP) 7.0以下
◇ アルブミン(Alb) 4.0以下
◇ γGTP 20以下
◇ BUN 12以下
◇ 総コレステロール 140以下
◇ ヘモグロビン 12以下
数値はあくまでも目安です。
大事なのは
1つの数値だけで判断しないこと。
体はつながっているので、
全体で見る必要があります。
詳しくは専門家に相談してくださいね。
少しだけ視点を変えてみて
「ちゃんと食べているのに足りない」
この場合、
問題は食べている量ではないことが多いです。
◇ 消化できているか
◇ 吸収できているか
◇ 消耗していないか
ここに目を向けると
体の中で起きていることが見えてきます。
まとめ
体からのサインも
検査結果も
体内の代謝の結果です。
タンパク質の過不足は
食べた量ではなく
体内の代謝の結果を見るとわかります。
リラックスしてよく噛んで食べたり・・・
時には自分を労る時間を作ったり・・・
こんな小さなことも
タンパク質を満たす点では
とても大切なことです。
次回予告
では、どうすればいいの?
ですよね。
次回は
「タンパク質不足を改善する方法」について
現実的にできることをお伝えしますね。
タンパク質本当に足りてる?シリーズ
◇ 第1話 食べているのに不足する理由
◇ 第2話 体と検査から見るサイン
◇ 第3話 タンパク質不足を改善する方法(最終回)
