今回の記事はアレルギーがある方に、ぜひ読んでほしい記事。
腸活、いろいろやってるのに結果が出ない・・・もぉお手上げ✋️✋️て感じたことありませんか?
プロバイオティクス 食物繊維 発酵食品・・・
それでも、それほど変化がない。
実は私、カンジダに何年も悩んでいました。砂糖も断った。抗真菌サプリも試した。カンジダ除菌もした。一度は改善したのに、また再燃。(カンジダ除菌の記録はこちらの記事をどうぞ)
もう勘弁して💦って感じでした。
やっと気づいたのは、土台がへなちょこになってたってことでした。
プロバイオ・プレバイオ・ポストバイオの前に、そもそも菌が定着できる腸の免疫環境が整っていなかった。そしてその土台を壊していたのが、まさか毎日食べていた卵だったんです。やっと気づけました。ここまで長かったぁ
あなたにも、思い当たることがありませんか?
一般的なカンジダ対策と私がやってきたこと
カンジダを減らすために、一般的に言われていることはだいたいやってきました。
まず食事から。グルテンフリー、シュガーフリー、カゼインフリー、カフェインフリー、アルコールフリー。加工食品もほとんど買わないから、添加物もほぼゼロ。血糖スパイクにも気をつけて、食べる順番や食べ方(よく噛む、ゆっくり食べる)も意識してたんですよね。
生活習慣も整えました。毎日ウォーキング、十分な睡眠。SIBOの症状も少しあったから、食物繊維&発酵食品の摂りすぎにも気をつけるようにしました。
サプリメントも一通り試しました。サッカロマイセスブラウディイ、ロイテリ、ビオスリー、ビタミンD、ビタミンA。カンジダに栄養素を奪われやすいと言われているビタミンB群、ビタミンC、亜鉛、グルタミンも摂っていた時期があります。
これだけやって、それでも再燃したんです。
出来ること全部やってるのに、うまくいかない時、心折れますよね・・・
その答えが、実は腸の免疫環境にあったんです。
腸の免疫番人・IgAってなに?

腸の中には、免疫の番人とも言える物質があります。それが分泌型IgA(sIgA)です。
難しそうな名前ですよね。でもイメージはシンプルです。
腸の粘膜表面をふんわりコーティングしているお布団、と思ってください。
このお布団が、外から入ってくる有害菌・ウイルス・アレルゲンをキャッチして、便と一緒に排出してくれています。有益菌はそのまま定着させて、有害なものだけを選別して追い出す。腸の免疫バリアとして、24時間働き続けているんです。
そしてカンジダに対しても、このIgAが過剰増殖を直接抑える役割を担っています。
ところがここに、あまり知られていない落とし穴があるんです。
カンジダはプロテアーゼというタンパク質分解酵素を出して、IgAを直接壊してしまう。
つまり——カンジダが増える→IgAが壊される→カンジダがさらに増えやすくなる。カンジダが居座り続けるための環境を、カンジダ自身が作ってしまう。厄介だと思いませんか?
では、そもそもIgAはなぜ低下してしまうのでしょうか?
IgAを低下させる要因
IgAが低下する原因は、大きく2つに分けて考えられます。「作られない」場合と、「使い果たされる」場合です。
作られない側の原因
- たんぱく質不足(IgAの原料不足)
- グルタミン・ビタミンA・亜鉛・ビタミンD不足
- 慢性的なストレス・睡眠不足(コルチゾール過剰で産生が抑制される)
- 腸粘膜の萎縮
使い果たされる側の原因
- 食物アレルギーの慢性暴露 ←今回のポイント
- 腸内感染・カンジダ過剰増殖
- グルテン・重金属・添加物への慢性暴露
- アルコール
ここ、大事なポイントなんです。
血液検査やGIマップでIgAが低値と出たとき、「産生が足りない」と考えがちですよね。でも実際には、需要が供給を上回って消耗しきっている場合もある。

どちらかを見極めないと、いくら栄養素を補っても追いつかないことがあるんです。
私のケース 重なっていた3つの要因
私のケースはIgAを低下させる要因が同時に重なっていました。
このパターンの人多いんじゃないかな。
1 低たんぱく・低血糖
以前の血液検査で低たんぱくが出ていました。IgAの原料となるたんぱく質が足りない状態。さらに低血糖が頻繁にあったことで、血糖を戻すためにコルチゾールとたんぱく質が大量に消費されていました。コルチゾールが過剰に出続けると、IgAの産生が抑制されます。
2 卵アレルギーによる慢性消耗
ここが、今回の大発見でした。
毎日2個食べていた卵が、実はアレルゲンだった。気づかないまま毎日食べ続けることで、腸のIgAがアレルゲンの排除のために使い果たされていたんです。
「作られない」のではなく、「使い果たされていた」。
GIマップでIgAが低値だったのを、当時は低たんぱくのせいだと思っていました。でもまさかの、卵アレルギーによる慢性消耗も大きく関わっていたってことだったんです。
3 カンジダ自身によるIgA破壊
カンジダが産生するプロテアーゼがIgAを直接分解していた。つまりカンジダがいる限り、IgAは壊され続ける状態でもあったわけです。
この3つが同時に重なっていたとしたら・・・IgAがいくら頑張っても、消耗するのは当然ですよね。
悪循環の図式
これだけ対策をしても改善しなかった理由が、この悪循環にあります。

上流にあった卵アレルギーを断たない限り、この輪は回り続けます。
どこか一つでも思い当たることがあれば、あなたにも同じことが起きているかもしれません。
コルチゾールとアトピーへの波及
慢性炎症が続くと、体はコルチゾールを使って炎症を抑えようとします。
コルチゾールは本来、アレルギーや炎症を鎮める方向に働くホルモンです。でも需要が高すぎると、足りなくなる。
私の場合、低血糖のたびに血糖を戻すために消費、卵アレルギーの慢性炎症を抑えるために消費、カンジダによる腸管炎症を抑えるために消費——この3つが重なって、アトピーの炎症を抑える分が残らない状態でした。
分泌量が少ないのではなく、需要が供給を上回っている状態。相対的な不足です。
アトピーがなかなか改善しない方の中に、こういうケースが隠れていることがあります。皮膚だけを見ていても解決しない理由が、実は腸とアレルギーにあるかもしれない。そう思うと、見るべき場所が変わってきますよね。
腸活の落とし穴 土台なき腸活は砂の上の城
腸活といえば、プロバイオティクス、プレバイオティクス、ポストバイオティクス。この3つを意識している方も多いと思います。
私もそうでした。ロイテリ、サッカロマイセスブラウディイ、酪酸菌、ビオスリー。発酵食品も意識して、食物繊維も摂って。
でも、なかなか変わらなかった。
今ならわかります。菌を育てる前に、菌が定着できる土台がなかったんです。
腸の免疫バリアであるIgAが消耗しきっていたら、どんなに良い菌を入れても定着できません。カンジダが居座り続けられる環境のまま、良い菌だけ増やそうとしていたんです。

順番が逆だったんですよね。
正しい順番はこう
- 原因を特定して除去する
- IgAの消耗を止める
- IgAを補強する栄養素を整える
- 腸の免疫環境を回復させる
- そこで初めてプロバイオ・プレバイオ・ポストバイオが生きてくる
腸活の効果が出ない方は、もしかしたら土台に目を向けてみる必要があるかもしれません。
今日からできること
難しく考えなくて大丈夫(*^^*)。まず、ここから始めてみてください。
ステップ① 心当たりのある食品を2〜3週間除去してみる
卵、小麦、乳製品あたりが多いです。「なんとなく食べると調子が悪い気がする」という感覚、意外と正確だったりしますよ。
除去して調子が良くなったら、再導入してみる。体の反応が答えを教えてくれます。私の場合はファスティング明けに卵を食べて、蕁麻疹という明確な反応が出ました。体って、正直よねー。
ステップ② IgAを補強する栄養素を意識する
- グルタミン:腸粘膜の修復に
- ビタミンA:IgAを産生する形質細胞の分化に必須
- 亜鉛:免疫細胞全般の働きを支える
- ビタミンD:腸管免疫の調節役
食事だけで補いにくい場合はサプリメントもアリです。
ステップ③ 血糖を安定させる
低血糖があるとコルチゾールが消費され続け、IgAの産生も抑制されます。食べる順番、よく噛む、たんぱく質をしっかり摂る。ここが土台の土台です。
ステップ④ プロバイオ・プレバイオはその後
土台が整ってきたら、そこで初めて腸活の出番です。順番を意識するだけで、効果がぜんっぜん変わってきますよ。
おわりに
何をやってもカンジダが消えない。そう感じていたころ、私は症状だけを見ていました。
カンジダを減らすことばかり考えて、なぜ居座り続けるのかという上流には目が向いていなかった。
よかれと思って毎日食べていた卵が、腸の免疫環境を静かに壊し続けていた。その結果がIgAの消耗で、カンジダの温床で、アトピーの慢性化でした。
原因は、思いがけないところにあるものなんですよね。
体はほんと正直。卵を抜いたら、夕方のふらつきが減って、肌の炎症が落ち着いてきた。長年悩んでいたことが、また1つ減りました。
腸の状態は、エネルギーに直結します。体の調子は、思考や気持ちにも影響しています。
体と思考はつながっていますから。
あなたの「なんで良くならないんだろう」にも、きっと上流があります。焦らず、一つずつ紐解いていきましょ(*^^*)
