夕方になるとなんだかガス欠、グッタリになること、ありませんか?
注射器でエネルギーを抜かれていくような感覚。
じわじわと、体力の灯が消えていく感じ。
疲れてるのに、疲れすぎて眠れない、夜寝るスイッチがうまく入らない。
私、それが何年も続いていました。
でも不思議なことに、「体調が悪い」とは思っていなかったんです。
普通に仕事してるし、まあこんなものかな、と。
気づいたのは、何か新しいことに挑戦しようとしたとき。
やる気はある。
でも体がついてこない不安もある。
それがいつの間にか小さな自信のなさになっていました。
うまく言葉にできない不安感が、いつもどこかにあったんですよね。
あなたは、そんな感覚になったことありませんか?
この頃の私の血液検査では
血中マグネシウムの数値が2.0mg/dl。
海藻や納豆、ナッツはよく食べてたのに
まさかの不足です・・・
マグネシウムはホメオスタシスが強めなので血中濃度は下がりにくいハズです。
ウソでしょ?!の結果でした・・・
現代人はほぼ全員、マグネシウムが足りていない
ご存知ですか?
現代の食事に含まれるマグネシウムの量は、数十年前と比べて大幅に減っているんです。
土壌が枯渇し、精製・加工食品が増えていますから。
加工度が高い食品は加工の過程でマグネシウムがほぼ取り除かれてしまいます。
そして、私たちマグネシウムを受け取る側にも不足の要因があります。
それが腸からの吸収障害。
腸内環境が乱れていると、食事で摂ったマグネシウムをうまく吸収できないんです。
これはマグネシウムだけじゃなく、ミネラル全般も同じ。
そこにきてストレスが多い現代生活。
マグネシウムはストレスによって日々消耗し続けています。
分子栄養学の観点では、体重1kgあたり約6mgのマグネシウムが必要とされています。
体重50kgであれば、1日約300mg。
これ、食品で摂ろうと思うとこんな感じです👇️

マグネシウム不足でエネルギー不足が起きる
同じ物を食べていてもエネルギッシュな人もいれば、そうでもない人もいます。
その差はエネルギー代謝の差です。
食べ物のエネルギーを体内でどれだけ体が使えるエネルギーに作り変えられるか、
これがエネルギー代謝です。
食品のエネルギーの単位はkcal
体で使えるエネルギーの単位はATP
このATPを作る時にたくさんのビタミンやミネラルが必要なんです。
それはまるで車のガソリンと空気、オイルみたいな関係。
マグネシウムはエネルギー代謝に欠かせない超重要ミネラルです。
つまり、どれだけご飯を食べても、マグネシウムが足りなければATPはうまく作れない、使えない。
結果的にエネルギー不足(疲れやすい・朝起きられない・ぐったりしがち・頭が回らない)になってしまいます。
もうひとつ、私が睡眠スイッチをうまく入れられなくなった理由、
それが神経への影響です。
マグネシウムには、神経の過剰な興奮を抑えるブレーキのような役割があります。
これが不足すると、神経が休むべきときに休めなくなってしまう。
夜になっても頭や体のスイッチが切れず、眠りにうまく入れないのはマグネシウム不足が一因です。
「エネルギーを作る」「神経を落ち着かせる」
この2つだけでも、日常の疲れに直結しているんです。
マグネシウムが多い食品
マグネシウムを多く含む食品は、海藻類(わかめ・ひじき)、ナッツ類(アーモンド・かぼちゃの種)、豆類(納豆・黒豆)、緑葉野菜(ほうれん草・小松菜)など。
でも、さっきの図を見てもわかるように、食事だけで必要量を毎日満たすのはかなり難しい。
しかもこれ、ストレスも腸の乱れもゼロの場合の必要量です。
マグネシウムを体に満たす方法
ストレスとコルチゾール
ストレスを感じると、体はコルチゾールというホルモンを分泌します。
その時、マグネシウムが浪費されます。
さらにやっかいなのは、マグネシウムが不足するとストレスへの耐性が下がり、よりコルチゾールが出やすくなるという悪循環が起きること。
消耗すればするほど、ストレスに弱くなっていくんですね。
同じストレスでも人によってストレスに感じる強さが違うのは
性格の問題だけではない、ということです。
「消耗を減らす」ためにできることは、
深呼吸・軽いストレッチ・入浴など、副交感神経を優位にする時間を意識的に作ること。
マグネシウムの浪費を減らしていきましょう。
腸内環境の乱れ
どれだけ食事でマグネシウムを摂っても、腸が吸収できなければ意味がない。
(これが私がマグネシウム不足だった大きな原因でした。亜鉛のサプリを飲んでいるのに亜鉛も低かった・・・)
腸内環境が乱れていたり、SIBOやカンジダ過増殖がある場合、ミネラルの吸収率は大きく下がります。
「ちゃんと食べているのに不足している」という状態は、吸収の問題が隠れていることが多いです。
腸活には、砂糖や精製炭水化物を減らすことが基本。他の要因はこちらにも書いています。
そのほかにも消耗する原因はたくさん
カフェインやお酒は、マグネシウムの尿への排泄を増やします。
砂糖や精製炭水化物を代謝する際にも浪費されます。
血糖値の不安定さがある場合は血糖調節のたびに浪費し、発汗の多い季節や運動時にも失われます。
利尿剤・制酸剤・ピルなどの薬の服用でも排泄が増えることがわかっています。
いろんな面で昆布が優秀
食品を増やそうとすると、あれも食べなきゃ、これも食べなきゃ、ってなりがちです。
でも昆布なら、お出汁として使えばいろんな料理のマグネシウム量をアップできます。
そして私のおススメが昆布茶。
市販の昆布茶粉末は使わないでね。
砂糖や旨味調味料が入っているものが多く、せっかくの目的が台無しになったり、品質のいいものは高価だったりします。
お湯に乾燥昆布(3cm角5枚くらい)を入れれば昆布茶になります。塩ひとつまみ足したり、梅干しを入れると本当においしいです。
この昆布茶でマグネシウム27-33mgとれます。
それだけではありません。この昆布茶はカリウム、塩分の面からも水分補給としても、優秀なんです。
朝の白湯を昆布茶にするのもいいですよ。
マグネシウムはサプリに頼るのが◎
食事だけでは補いきれないのが現実。
私がもし「サプリは1つだけ」と言われたら迷わずマグネシウムを選びます。
マグネシウムは安全性は高いと言われていますしね。
日本人はにがりで昔から生活に溶け込んでいますよね。
マグネシウムはいろいろな種類があるのでまとめておきますね。
・塩化マグネシウム — 吸収が比較的速い。経口のほか、皮膚から吸収する方法も
・グリシン酸マグネシウム — 吸収率が高く、胃腸への負担が少ない。睡眠やリラックスに向いている
・酸化マグネシウム — 安価で入手しやすいが吸収率が低いので、便秘改善で使いやすい
・リンゴ酸マグネシウム — エネルギー代謝をサポートしたい場合に向いている
マグネシウムは水に溶けている状態だと吸収がよくなります。
にがりもいいですが、塩分が気になるところ。
私は液体の塩化マグネシウムを1日分のお茶を沸かした時に入れています。
そうすると毎日摂るマグネシウムの量が把握しやすくて便利ですよ。
👇️Amazonセールでよく安くなっているのでお気に入りです

あなたの「当たり前」は、今どんな状態ですか?
とはいうものの、
塩化マグネシウムを取り始めたら、急に劇的な変化があったわけではありません。
気づけば、夜11時になると自然に眠くなるし、
朝7時に目が覚めることが当たり前になっていた。そんな感じです。
あの夕方のガス欠感も、いつの間にか薄れていました。
(夕方のガス欠の原因はたくさんありますのでね、1つずつ書いていきますね)
体が「整う」というのは、派手な変化ではなく、こういうことだったりします。
体が整った1つの目安は「サプリを飲むのを忘れることが増えた」だと私は思っています。
気にならなくなってくるんですよね。体調がいい証拠です。
マグネシウムは地味な栄養素ですが(あまり話題にならないですね・・・)
ただ、体の無数の代謝反応を支える、縁の下の力持ち。
超重要ミネラルなんです。
気になる方は取り入れてみてくださいね。
