カウンセリングをしていると、
真面目な方がとても多いです。
話題の食事法は、一通りやってみる。
体にいいと言われることは、きちんと取り入れる。
そして知識も本当に豊富。
でもね、
体調を取り戻せていない方も多いんです。
結果がでないと続けられないですよね。
不安がつきまとってしまいますから。
そしていつの間にか
諦めてしまったり、
自分を責めてしまったり・・・
そういうの、何度も見てきました。
仕事や家庭、日々のストレスがある中で
さらに我慢を重ねる方法、
これって健康的なんでしょうか?
結果が出ないのは
根性や気合の問題ではありません。
見落としていることがあるだけです。
それは
あなたに合った方法だったか
体とメンタルの関わりを無視していないか
ということ。
一般的な正解が、あなたの正解とは限らない
本来、どんな方法にも
「合う人」と「合わない人」がいます。
体も生活も思考も
個人差は大きいですから
当然のこと。
でも自分のことになると
なかなか気付けないものです。
私もたくさん失敗してきたので
そんな気持ちがよくわかります。
よくある落とし穴を書いていきますが、
これ、私の失敗例もかなり含まれます(笑
あなたも経験したことありますか?
よくある食事法と落とし穴
◇ 糖質制限
*合うタイプ*
脂質代謝に切り替えられる人
肝機能が安定している人
筋肉量が多めな人
*合わないタイプ*
血糖値が不安定な人
エネルギーをうまく蓄えられない人
夜中によく目が覚める人
食後眠くなる人
合わない人が無理に糖質制限すると
強い疲労感
低血糖様の症状
反動による過食
筋力低下
を起こしやすくなります。
また、極端な制限を長期間続けることで、
糖への反応が過敏になり、
血糖値の乱れが一層強くなるケースも見られます。
◇ 16時間断食
*合うタイプ*
脂質代謝への切り替えがスムーズな人
エネルギー代謝が安定している人
例えば、朝食を食べなくても、
ランニングできるくらい
安定して活動できるタイプの方ならOKです。
*合わないタイプ*
疲れやすい人
甘いものがやめられない人
筋肉量が少ない人
このタイプの人が16時間断食すると、
◇ エネルギー不足の悪化
◇ 断食明けの過食
◇ 血糖値の乱れの悪化
につながることがあります。
16時間断食をしている人で多く見かけるのが
朝食をコーヒーだけにしている方。
これ、逆効果です。
◇ ファスティング
本来のファスティングの目的は
内臓を休めて、解毒機能を最大にすること。
自己流や
準備食、回復食が適切でないと
◇ 筋肉量の低下
◇ 脂肪の増加
◇ 血糖値の不安定
◇ 断食中の体調不良
につながることもあります。
◇ 運動
実は運動もやり方が大切。
「やればやるほど良い」わけではありません。
過剰な運動は、
◇ コルチゾール(ストレスホルモン)の上昇
◇ 回復の低下
◇ 食欲の暴走
につながることもあります。
足腰だけじゃなく
体調も崩してグッタリしたり
逆に体脂肪が増えてしまうケースもあります。
自分の取扱説明書をつくろう
私たちの体は個人差が大きいものです。
大事なのは、
正しい方法を探すことではなく、
自分に合う方法を見つけること
体はとても正直です。
検査で見つけるのもいいですが、
体の反応が一番わかりやすいです。
◇ 朝起きられない
◇ 甘いものがやめられない
◇ 運動する気になれない
◇ 疲れやすい
◇ やる気が起きにくい
◇ イライラ、ピリピリしがち
など、
こういった変化は、
体からのサインです。
これを見逃さないこと。
でも多くの人は、
「正しいと言われている方法」に合わせて、
このサインを無視してしまいがちです。
本来は逆で、
体の反応やメンタル状態をヒントにして、
調整していくことが大切。
体調が悪かった頃の私は
私よりも食事や運動を気にしていないのに
私より元気な人が恨めしかったことがあります。
「なんでよ、ずるい!」
でも、体の仕組みを知ると、
それって当然のことなんですよね。
体とメンタル、自律神経は
切り離せないものですから。
メンタルの状態は体に影響し、
体の状態もまた、メンタルに影響しています。
だからこそ、
自分に合っていない方法を続けると、
体がしんどくなるだけじゃなく
メンタルも不安定になりやすくなります。
大切なのは、
どんな食事だと心と体が安定するか
小さな変化に気づけると
自分の取扱説明書
が少しずつできていきます。
“You are your own best doctor.”
(あなた自身が一番の医者)ですね。
そして、
完璧を目指しすぎないことも大切。
心と体が安定すると
自分への向き合い方も
おおらかになっていきます。
まとめ
健康は、
「正しいことをどれだけできるか」ではなく、
自分に合ったバランスを見つけられるか
で決まります。
たくさんの情報がある中で、
正解を探したくなる気持ちも、よくわかります。
でも、
その正解が、
本当に今のあなたに合っているかどうかは、
やってみないとわからないことも多いものです。
だからこそ、
「正しさ」ではなくて
体の反応に合わせていくことが大切です。
あなたの体にとって心地いい形を、
少しずつ見つけていけばいいんです。
