食事と幸せの関係というと
話題のスイーツを食べまくったり、お酒を飲んで好きなだけ食べたり、夜中にこっそり食べるお菓子の背徳感、なんてものを思いがちですよね。
疲れた時やストレスフルな時についついやってしまうアレです。
今日のテーマは食と幸せ。
ドーパミンの幸せ と セロトニンの幸せ の違いや 脳の仕組み を知ると、幸せの作り方が見えてきますよ。
刹那的な幸せ vs ずっと続く幸せ

人が幸せを感じるのは、脳内の神経伝達物質の反応でしかありません。
同じ状況であっても、幸せを感じる人と感じない人がいるのは、脳内の反応によるものだからであって、環境のせいではないのです。
刹那的な幸せは
お酒やカフェイン、ギャンブルなどの刺激を求める行動によってドーパミンが出て、感じています。デメリットはどんどんすり減ってしまうこと。「もっと、もっと」となってしまうこと。少しで満足だったお酒やスイーツが、同じ量では満足できなくなってどんどん増えたり、毎日の当たり前になって止められなくなってしまいます。
一方で、ずっと続く幸せは
スパークするような喜びというより、温めのお湯にゆった〜り入っているようなほわーっとした幸せ。朝日を浴びたり、朝ごはんを噛む&散歩する、のようなリズム運動によってセロトニンが作られて感じます。一番のメリットはすり減らないこと。「もっと、もっと」にならずにずっと幸せを感じていられます。
幸せをつくるもの
ドーパミンのスパークするような幸せは、依存しやすい問題があります。
スイーツやお酒の暴飲暴食で血糖値が急上昇して幸せを感じた後、血糖値が急降下して後悔や気持ちの落ち込みがやってきます。繰り返すうちにセロトニンの材料のビタミンB6が不足して、ますます幸せ感が薄くなっていきます。小さな不安がずーと居座るような感じ。
感謝が苦手だったり、人の悪いところばかりが目についたり、何かが自分には足りないと誰かが羨ましくなったり。
感情がまるでジェットコースターのよう。満たされない気持ちを買い物やスイーツ、お酒で埋めようとしがちです。
興奮や甘い物で血糖値が上がると喜びに満ち、その後血糖値が急降下してエネルギー切れを起こし、不足感が増していきます。
このドーパミンの暴走を止めてくれるのが幸せホルモンのセロトニン。
セロトニンがつくる幸せ感は、気持ちが満たされている状態。この満たされ感が土台にあると、欠乏感からの行動が減って、ダイエットも貯金もうまく回り出すようになります。
なぜ甘いものに手が伸びるの?

セロトニンをつくる材料は、タンパク質・ビタミンB群・鉄です。
もしも、セロトニンをつくる材料が足りなかったら・・・?
そんな時、脳は抜け道を使います。
甘いものを食べると、インスリンがどばっと出て脳がセロトニンの材料を受け取りやすくなる仕組みが体に備わっているんです。
その「甘いものが食べたい」という欲求、実は脳からのSOSかもしれません。
甘いもので幸せになれるなら、いいんじゃない?
一時的にはOKです。
でもね、繰り返すうちに、セロトニンをつくる材料がどんどん消耗してしまいます。材料が減る→甘いものが欲しくなる→さらに材料が減る→もっと甘いものが欲しくなる、の無限ループにハマっていきます。
この悪循環はどこかで止めないとですね。
手っ取り早く幸せになる方法
手っ取り早く幸せになるには土台を整えればいいんです。
セロトニンの材料を食べて、セロトニンを脳に届けて、セロトニン神経を活性化させて、セロトニン濃度を上げましょう。
1.朝食で20gのタンパク質とお米を食べる→セロトニンの材料&セロトニンを脳に届ける
2.太陽の光を浴びる→セロトニン神経の活性化
3.リズム運動(朝の散歩、ご飯をもぐもぐ噛む)→セロトニン濃度の上昇
特に朝食が大切です。おすすめの朝食についてはこちらの記事を参照してください。
カウンセリングしていると、朝食がパンだけ、おにぎりだけの人が本当に多いです。もったいない・・・こういう方はドーパミン的な行動が止めにくかったり、うまく眠れなかったりします(セロトニンは夜になると睡眠ホルモンのメラトニンになります)
土台が整ってくると、甘いものやお酒への渇望も自然と落ち着いてきます。小さなことで「あ、いいな」って思えるようになる。感謝するのが簡単になる。それがセロトニンが満ちてきたサインです。
